タイで古代寺院といいますと、アユタヤやスコータイを連想しますが、サムットサーコンにある「ワット ヤイ チョーム プラサート」は400年以上の歴史があるお寺で、アユタヤ王朝時代に建てられた本堂が残されています。
地図
ワット ヤイ チョーム プラサートの歴史
「ワット ヤイ チョーム プラサート」はアユタヤ15代王、チャクラパット王(1509-1569)の治世に建てられてお寺です。
当時、このお寺は「ワット ヤイ」や「ワット チョーム プラサート」とよばれていました。
その後、20世紀ラーマ5世の治世にこのお寺は「ワット ヤイ サコーンブリ」とされ王室管理第2級の寺院となりました。
その後、お寺の名称が変更され「ワット ヤイ チョーム プラサート」となりました。
古い本堂のは中国のジャンク船のような湾曲した土台をしています。
こちらが入口になります。
古い本堂の天井は落ちてしまい、本堂の中は何もありませんがアユタヤ王朝のころには、この場所で僧侶や民衆が豊作や疫病が流行らないことを願って読経をしていたのでしょう。
本堂の裏には古い仏塔があります。
タイは地震が少ない国ですので、地方へ行くとこのような古代寺院をたくさん見ることができます。
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