ワット テープシリンタラーワートは王室管理第2級の広大な美しい庭園を持つ寺院です。
地図
地下鉄ワット マンコン駅から徒歩12分
ワット テープシリンタラーワートの歴史
ラーマ5世の母、マハチャクリシリントーンが1861年9月9日、28歳の若さで亡くなりました。1868年に即位したタイ国王ラーマ5世は1876年、若くして亡くなった母に捧げるための寺院の建設を命じました。
2年の建設期間を経て1878年7月3日に落成式の儀式が執り行われ、寺院を母の名前に由来した「ワット テープシリンタラーワート」と名付けました。
そして、1896年にラーマ5世は「ワット テープシリンタラーワート」をタイ王室の墓所と定め、王室専用用の火葬所が設けられました。
本堂の天井にはタイ様式の素晴らしい精巧な模様が施されています。
タイのお寺の外観は精巧な彫刻が施されていますが、少年期にラーマ5世は英国人家庭教師から教育を受けたため、ヨーロッパ文化の影響でしょうか? 外観はとてもシンプルな造りになっています。
通常、タイのお寺ですと境内に大きな仏塔が建てられていることが多いですが、「ワット テープシリンタラーワート」は入口の脇に仏塔が建てられています。
そのため、広々とした庭園が広がっています。
そして、ラーマ5世が母を追慕したのでしょうか?
一本の木が植えられています。
本堂の裏側には瀟洒な洋館がいくつか建てられています。
タイの数あるお寺でも雰囲気の違う「ワット テープシリンタラーワート」に訪れてみてはいかがでしょうか!
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