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執筆者の写真somutamu

ワット  プラピレン:赤の室内装飾の本堂に安置された金色の仏像

更新日:2023年5月26日

「ワット プラピレン」はバンコクの下町にあるこじんまりとした小さなお寺ですが、アユタヤ時代後期からの歴史があります。


地図

地下鉄サムヨット駅から徒歩10分


参拝時間:朝8時から夕方6時まで


(時間変更があります)

境内には美しいタイ様式のお堂があります。

本堂の横に大きい金色の仏塔があります。


仏塔の周りは納骨されて方の写真が祀られているため、仏塔の上部だけ写真を撮りました。


「ワット プラピレン」だけでなく、タイにあるほとんどのお寺に火葬炉が設けられており、中華系タイ人を除き火葬後の遺灰は河や運河などに散骨します。


これは、死後の体は魂の抜け殻との仏教の教えからきたものです。


このとき全部の遺灰を散骨してしまう人もいますが、人によってはお寺の納骨所に遺灰の一部を祀る人もいます。


そのため、タイでは家代々のお墓というものがなく、お寺自体が納骨所となっており、お寺の外側の壁などに納骨されています。

一方、同じ仏教を信仰している中華系タイ人でも親の体を焼くことは儒教で最大の親不孝との教えから土葬されます。


ワット プラピレンの歴史

「ワット プラピレン」はアユタヤ時代の1757年頃に建てられ、1836年にラーマ3世により修復されました。


修復後にお寺は「ワット カムケラカラム」とよばれていました。


その後ラーマ4世の治世にはお寺は「ワット カムコラット」に変更されました、


そしてラーマ5世の治世の1887年までお寺は現在の「ワット プラピレン」に変更されました。


こちらがご本尊になります。


それぞれの仏像が優しい顔で微笑んでいます。

本堂の壁には美しい仏教画が描かれています。

タイ王室では寺院などに寄進を行う伝統があり、「ワット プラピレン」はラーマ8世から寄進されました。

ラーマ8世は1946年6月9日に20歳も若さで崩御されました。


しかし、その死因はいろいろな疑惑がありますが、この問題についてタイでは不敬罪になる可能性があるためにタブーとされており、疑惑の解明が行われていません。

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