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ワット  パトゥムワナーラーム:大型ショッピングセンターに囲まれた寺院

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 2022年7月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月13日

「ワット パトゥムワナーラーム」はタイ王室管理3級のお寺で、セントラルワールドとサイアムパラゴンの間にあり、その他の大型ショッピングセンターがある商業地に囲まれた歴史のあるお寺です。


地図

サイアム駅から徒歩4分


ワット パトゥムワナーラームの歴史

1857年、ラーマ4世はマハチャクリ シリトーン王女のために寺院の建設を摂政のソムデッド チャオ プラヤに命じ「ワット パトゥムワナーラーム」は1861年に完成しました。


しかし、その年の9月9日にマハチャクリ シリトーン王女が28歳の若さで亡くなってしまったために、落成式は行われませんでした。


その後、1867年に落成式が行われました。


ラオスの王女によりつくられた仏像

「ワット パトゥムワナーラーム」には2ヶ所の礼拝所があり、それぞれご本尊が祀られています。


こちらが1か所目のご本尊です。


こちらの仏像は19世紀中ごろラーマ3世が当時タイ領であったラオスの反乱を鎮圧に成功し、バンコクに連れてきたラオスのランザン王の3人の王女がこの仏像を制作しました。


壁には美しい仏教画が描かれています。


タイでは早朝に街中でお坊さんによる托鉢が行われている光景を見ますが、この習慣は昔から行われていたことが、この画によってわかります。


こちらにも美しい仏教画が描かれています。


ラーマ4世の治世には干ばつが起きたとき、「ワット パトゥムワナーラーム」では雨乞いの儀式が行われました。


バンコクに持ち込まれたヴィエンチャンの仏像

境内の奥にもう一ヶ所の礼拝堂があります。


こちらの仏像もラーマ3世がラオスの反乱を鎮圧したときにヴィエンチャンからバンコクへ持ち込まれました。


それぞれの柱に美しい花柄が描かれています。


高貴な人を敬う人々の様子が描かれています。


チャオプラヤー河での王室の儀式でしょうか?


たくさんの船が描かれています。


小さなお堂の中には

境内に小さなお堂がありますので入ってみます。


お堂の中にはたくさんの仏像が祀られており


仏像に四方を囲まれた中心に菩提樹が植えられています。


林の中にある静かなお堂

「ワット パトゥムワナーラーム」の奥には林があり


商業地とは思えない静かな場所にお堂があります。


こちらのご本尊にもお参りしました。


仏壇の上に仏舎利が祀られています。


反対側にも仏像が祀られています。


サイアム駅の近くでショッピングのさいには「ワット パトゥムワナーラーム」に訪れてみてはいかかでしょうか。

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