バンコクにある落ち着いた雰囲気のあるお寺「ワット ウェルラーチン」はラーマ4世(在位1851年ー1868年)の治世に建てられました。
地図
BTSポー二ミット駅から徒歩15分
拝観時間:朝8時から夕方6時まで
(時間変更があります)
竹の税金で建てたお寺
税務官であったチャオプラヤーポルテープはお寺を建てるために竹による徴税を行いました。
タイでは竹は建材や食器などに使われいることが多く、現在でも丈夫さとしなりが重宝され建築現場の足場で使われていることが多いです。
こうしてラーマ4世の治世に建てられたお寺は当初ワットトンクンと名付けられました。
その後、お寺はタイ王室に奉納され、竹の税金でできたことを意味する「ワット ウェルラーチン」と命名されタイ王室管理のお寺となりました。
竹ではないのですが、
日本でも天下分け目の関ヶ原の合戦で東軍の徳川家康と戦った西軍の総大将の石田光成が若き頃、農家が葦簀をつくるために淀川に生えている葦を刈り取りのを見ました。
そこで葦にかけた税金により軍勢を整え豊臣秀吉を驚かしたエピソードがあります。
タイでも日本でも頭のいい人は同じような発想をするのですね。
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