ナコーンパトムを流れるタチン川のほとりに長い歴史を持つ「ワット バーンチャーン ヌア」は静かな雰囲気があるお寺です。
地図
ワット バーンチャーン ヌアの歴史
「ワット バーンチャーン ヌア」は仏教の信仰が深かったラーマ3世(在位1824年ー1851年)の治世1827年に建てられました。
1976年4月8日にラーマ9世が「ワット バーンチャーン ヌア」において植樹を行いました。
生前ラーマ9世は王室の財産を提供した「王室プロジェクト」で農村開発のための灌漑事業などを行ったことからタイ国民から信頼され、崩御後にもラーマ9世への尊敬は変わることはありません。
またラーマ9世は日本の皇室とも深い交流がありました。
特に公務以外に非公式に魚類研究などでタイを訪れることの多かった秋篠宮文仁親王を我が子同様に接していたことはタイ人にもよく知られています。
そのようなことから2017年10月に行われたラーマ9世の葬儀に秋篠宮文仁親王夫妻が参列されました。
この植樹を記念して新しいお堂が建てられました。
「ワット バーンチャーン ヌア」は小さいお寺ですがラーマ9世が植樹を行われたことは地元の人達にはとてもうれしく名誉なことです。
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