妻がゲーンハンレーをつくりました。
ゲーンハンレーはタイ北部の郷土料理で大きくカットした豚肉を生姜やレモングラス、ニンニクや唐辛子を入れ長時間煮込んだカレーです。
トロトロに煮込んだ豚肉が美味しく辛さもマイルドで日本人にも食べやすいです。
タイ北部ではゲーンハンレーをもち米と一緒に食べるのが一般的です。
バンコクでゲーンハンレーは食べられる?
私はタイ料理の中で何が好き?と訊かれるとまずゲーンハンレーと言います。
しかしバンコクでは
タイ人「タイ料理で何が好き?」
私「ゲーンハンレー!!!」
タイ人「ゲーンハンレー、、、あ、もしかして奥さんは北部の人?」
私「うん、パヤオだよ」
タイ人「なるほど!!!」
というような会話となりバンコクでは北部料理レストラン以外ではゲーンハンレーを見かけることが少ないです。
妻の実家のゲーンハンレー
水かけ祭りで有名なソンクラーンとお正月に私と妻はタイ北部パヤオの実家に帰省し、妻のお母さんは私がゲーンハンレーが好きなことをしっているのでトロトロ豚肉のゲーンハンレーを必ず用意をしてくれます。
しかし、、、
同時に帰省する妻の弟にしてもこのゲーンハンレーはおふくろの味です。
そこでゲーンハンレーが出されると私も義弟も一言も話さず、そこにいる妻のお父さんの存在を忘れたかのように二人で食べまくりアッというまに鍋がカラになります。
この二人の食べっぷりに妻のお父さんも圧倒されてかニコニコと「遠慮しないで食べてくれ~」といい、姪からは「二人で食べるからほとんど食べてない(>_<)」と言われました。
そして二人ともあらかたお腹がいっぱいになったころにニッと笑った義弟から
「義兄さん、ビールでも!!!」
というのが試合終了のゴングのようになっています。
この義弟はホントに優しい性格なのでお寺でお参りや食べ物に関しても「義兄さん、遠慮しないでお先にどうぞ!!!」といいます
が、、、
ゲーンハンレーに関して「義兄さん遠慮しないでどうぞ!!!」という言葉を聞いたことがありません。
そんな言葉を聞く日は訪れるのでしょうか( ̄∇ ̄;)
すごいほっこりしました。
美味しいんだろうなぁ。
お母さん嬉しいですね^ ^