ラーマ1世の治世(1782年ー1809年)に建てられた「ワット シターラーム」は落ち着いた雰囲気があるお寺です。
地図
パンファリラード桟橋から徒歩7分
養豚場跡地に建てられたお寺
アユタヤ王国の時代からバンコクには貿易関係で多くの中国人が住んでおり、一部の中国人は養豚業を営んでいました。
そして養豚業で富を得た中国人達はお寺を建てるために養豚場の土地を寄進しました。
こうして1797年にお寺は建てられ当初は養豚場の跡地に建てられたことから豚小屋寺院を意味するワットコークムーとよばれていました。
その後1848年にタイ仏教の総主教からこのお寺の建設者に敬意を払い「微笑む主により造られる寺院」を意味する「ワット シターラーム」と命名されました。
現在は古いお堂は使われておらず、ご本尊は新しい本堂に祀られています。
お寺の境内の広さからここに住んでいた中国人の養豚業者の仏教の深い信仰心が感じられるお寺です。
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