ペッチャブリーにある「ワット コッ」にはアユタヤ王国時代後期に描かれた息を飲むような美しい仏教画があり参拝者を魅了しています。
地図
拝観時間:朝8時から夕方5時まで
(時間変更があります)
「ワット コッ」の入口は閉まっていますが裏側から自分でカギを開けて入ることができます。
というのも、
このお寺の境内には野良犬がたくさんおり、建物内へ侵入を防ぐためです。
壁に描かれた美しいアユタヤ時代の仏教画
「ワット コッ」の本堂には美しい仏教画が描かれています。
「ワット コッ」はアユタヤ王国34代ボーロマコート王(在位1733年ー1758年)の治世の1734年に建てられました。
当時のアユタヤ王国はヨーロッパ諸国との貿易の影響もあり仏教が衰退していました。
そこで熱心な仏教徒のボーロマコート王は上座仏教の本家スリランカに使節を派遣をしタイ仏教の回復に努めました。
瞑想中の仏陀を襲う鬼をプラメ―コローニーが自らの髪の毛から流し出した水で鬼を退治する様子が描かれています。
このような美しい壁画にご本尊は囲まれており神秘的な雰囲気を醸し出しています。
タイにはアユタヤ王国時代に描かれた壁画のお寺が多いですが保存状態が悪くはげ落ちていることが多いのです。
しかし「ワット コッ」の壁画は保存状態よいためその美しさを堪能してはいかがでしょうか。
コメント