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執筆者の写真somutamu

旧県庁舎の博物館:ラチャブリー国立博物館

「ラチャブリー国立博物館」はラーマ6世の治世の1922年にラーチャブリー県庁舎とし建てられた歴史のある建物を1992年に国立博物館として使用しています。


地図

開館時間:朝9時から夕方4時まで


定休日:月曜日、火曜日


(時間変更があります)


入場料:20バーツ


館内では写真撮影は可能ですがビデオカメラの撮影は禁止となっています。


敷地の様子

多くの家族連れが訪れることから敷地内にはこのようなモニュメントがあり


可愛らしい犬のモニュメントの前で記念撮影をしている家族もいました。


ラーチャブリーの歴史を語る数々の展示物

ラーチャブリーの地質は石灰岩であることから近年まで石灰石の採掘場が主要産業でした。


そんなラーチャブリーですが、タイでも古い歴史を持つ地域で昔から人々の生活道具が遺跡から見つかっています。


またラーチャブリーの歴史はドヴァーラヴァティー王国までさかのぼることができます。


このドヴァーラヴァティー王国は6世紀から11世紀まで大きな仏塔のプラ・パトム・チェーディーで有名なナコーンパトムを都としたモン族の連合王国であったことからラーチャブリーは重要な都市とされていました。


ブログ記事「高さ世界一の仏塔がある寺院


このような優し気な表情の仏像を見ているとドヴァーラヴァティー王国では仏教が深く信仰されていたことがうかがわれます。


その後802年にカンボジアでクメール王国が成立し1113年に即位し東南アジアの大部分を領土に納めたスーリヤヴァルマン2世の影響によりタイ西部のラーチャブリーにもクメール文化が伝わりました。


その後1249年にタイ族によるスコータイ王国の成立しましたが、ラーチャブリーにはビルマ軍の侵攻などいろいろなことがあったことから様々な民族が移り住みました。


そのためミャンマーの東部や南部、タイ北部に住む独特の言語を持つカレン族や


ラーオ語を使いラオスおよびタイ東北部住むラーオ族や


同じくタイの北部や東北部やラオスに住みユアン語を母語とするユアン族や


もともとこの地にいたモン族などいろいろな民族が生活を営んでいました。


その後の王朝、アユタヤ王国も17世紀になると多くの貿易のために中国人がラーチャブリーに住み始めたことにより


中国文化の影響を受け竜が描かれた甕があります


歴史ある建物の「ラチャブリー国立博物館」では歴史、考古学や民俗学なのよく知ることができる見ごたえのある博物館です、ゆっくり見て回るのいいかもしれません。

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