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執筆者の写真somutamu

マングローブ林の中をサイクリング:ラックタレー バーンクンティアン橋

バンコクのバーンクーンティアン地区にあるサイクリングロードの「ラックタレー バーンクンティアン橋」はマングローブ林の中を走る約8キロのサイクリングロードがあります。


地図


自然を眺めながらサイクリング

バンコクでは人気のサイクリングロードのためレンタル自転車のお店や


電動自転車のレンタルがあります。


ということで


私と妻は自分たちで自転車を持ち込んでのサイクリングが始まりました。


このサイクリングロードにはたくさんのマングローブ林の中にあります。


何台もの電動自転車が走っていました。


しばらく行くと海沿いの道に変わり


こんな光景や


このように記念写真が撮れるスポットもあります。


約8キロの先に海が見え


タイランド湾は一望できます


マングローブとは

このサイクリングロードの終点である展望台の周辺ではマングローブの植林が行われています。


マングローブは熱帯や亜熱帯地域の河口に自生しているヒルギ科の木々の総称です。


マングローブ林では木々の落ち葉や上流から有機物が分解されマングローブ泥炭となり、これらが二酸化炭素の吸収することが温室効果ガス抑制の効果になることが注目されています。


河口に根を張ることから魚などの産卵場所や隠れ家になり根についた藻をカニなどが食べるなど生態系に重要な場所です。


また干潟にしっかり根を張ることから沿岸地域に住む人を高波の被害から守っています。


しかし、東南アジアの国々では木炭の原料として、また経済発展のためエビ養殖場として多くのマングローブ林が伐採されました。


こうして伐採されたマングローブ林ですが、2004年のスマトラ島沖地震の際にもしっかり根を張った防潮堤として役目を果たしたことが注目され、現在ではマングローブ林の再生が行われています。

週末の夕方にはタイランド湾の夕焼けの景色を見るために大勢の人が「ラックタレー バーンクンティアン橋」を訪れています。

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