チェンライにある「カレン首長族村」では真鍮の首飾りを纏う文化のカヤン首長族やアカ族など独特の文化を持つ山岳民族の村があります。
地図
開園時間:朝7時から夕方5時まで
(時間変更があります)
入場料:
タイ人200バーツ
外国人300バーツ
独特の文化を持つ民族
この独特の文化を持つ民族はミャンマーのシャン州に住む赤カレン族の支族でカヤン族とよばれています。
そしてカヤン族の女性は5歳くらいから首にコイルを纏い始めます。
こうしてコイルの重量により鎖骨が押し下げられ撫肩となることで首が長く見えるようになります。
首を飾る理由とは
カヤン族の女性が首を飾る文化のには様々な理由がありますが、はっきりしたことは分かっていません
説としては
大昔、カヤン族が村に現れた大きな虎により多くの女性の喉を噛み千切られたことから、虎から守るために首にコイルを巻き付けた説や
カヤン族の民間伝承で重要な竜に似せている説
といろいろありますが
現在ではカヤン族の女性の美的感覚で首が長く見える女性が魅力的との考えが有力とされています。
人間博物館との批判も
元々はミャンマーのシャン州に住んでいたカヤン族でしたが1980年代から1990年代に起きたミャンマー内戦のためにタイ国境に避難し、一部のカヤン族は国境を越えタイ北部メ―ホーソンやチェンマイ、チェンライに避難しました。
そして難民キャンプの中で独特を文化が観光収入となり生活を営むようになりました。
しかし、人権団体からチェンマイやチェンライに建設した民俗村がカヤン族の人権問題とタイ政府へ訴訟を起こしました。
この訴訟に対し2003年、タイの裁判所はカヤン族の労働はタイ政府の許可のもとで行われており違法性がないとの判決を下しています。
また、2008年1月に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)がタイ政府にカヤン族による民族村の観光が「人間動物園」の行為にあたるとし懸念を発表しました。
観光業か人権侵害かそれぞれ意見はありますが、、、
私の意見としてはカヤン族の女性が自らの文化に誇りを持ち観光業を営むことで文化を守っているのであれば問題がなく、最終的にはカヤン族女性が決めることだと思っています。
実際に2006年にはタイのメ―ホーソンで暮らすカヤン族の若い女性の中に、これら観光業が文化の搾取の行為と抗議するために自らの文化であるコイルを外し高等教育を受けた人もいます。
色とりどりのスカーフがたくさん!!!
民族村の中には色とりどりのスカーフが売られており
こちらの女性は機織りをしていました。
すると妻が
妻:「あのグリーンのスカーフ、日本のお義母さんに似合うじゃない!!!」
と翌年に一時帰国するお土産として200バーツで購入しました。
こうして翌年の一時帰国のお土産を購入しましたが、まだ航空券の予約をしてないので、現在、どの航空会社の料金が安いか検討中です。
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